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赤ちゃんは生後どのくらいから飛行機に乗れる?

ほとんどの航空会社は、生後2週間から赤ちゃんの搭乗を認めています。とはいえ、新生児と初めて飛行機に乗る前には、小児科医に相談しておくことをおすすめします。医師が赤ちゃんの健康状態を確認し、フライトが適しているか、あるいはいつ頃なら問題ないかを判断してくれます。機内は気圧が低く空気も乾燥している特殊な環境で、乳児にとって必ずしも快適とは限りません。
これから出産を控えている方は、妊娠中の飛行機での移動について解説したガイドもあわせてご覧ください。出産前に飛行機に乗るときのルールをまとめています。
赤ちゃんの航空券と座席
2歳未満の子どもは、航空会社の規定によっては無料で、あるいは大人よりずっと安い料金で搭乗できます。実際の料金の目安は次のとおりです。
| 航空会社 | 片道航空券の料金(2歳未満) |
|---|---|
| Ryanair | 25 EUR / 約620 Kč |
| Wizz Air | 31 EUR / 約760 Kč |
| easyJet | 25 GBP / 約730 Kč |
| Smartwings | 386〜500 Kč |
| Eurowings | 25 EUR / 約610 Kč |
2歳未満の赤ちゃんには自分の座席がなく、フライト中はずっと大人の膝の上に座ります。離陸時と着陸時には、客室乗務員から赤ちゃん用の補助ベルトを渡され、大人のシートベルトに取り付けて使います。
もちろん、赤ちゃんに座席を取り、そこにチャイルドシートを設置することもできます。こちらのほうが快適ですが料金は高くなります。大人と同額の運賃になる場合もあれば、航空会社が小児割引を適用してくれる場合もあります。
2歳の誕生日を過ぎると、子どもも大人と同額の航空券が必要になります。Ryanairでは12歳までの子どもは、ベビー用品2点と大人と同じ手荷物を無料で持ち込めます。Wizz Airでは14歳まで同様の優遇が受けられます。
飛行機に乗るときに必要な書類

シェンゲン圏内の移動なら、赤ちゃん名義の有効な身分証明書があれば十分です。新生児であっても本人の身分証明書が必要で、親の身分証に子どもを記載して済ませることはできません。
シェンゲン圏外へのフライト(イギリス、トルコ、エジプト、アメリカ)では、赤ちゃん本人の有効なパスポートが必要です。子どものパスポートは市区町村の役場で申請でき、有効期間は5年です。
もう一方の親を伴わずに渡航する場合、渡航先によっては同行しない親の同意書に公証人の認証を求められることがあります。とくにEU域外へ行くときは、目的地の国の条件を事前に確認してください。
出発前には、空港での手続きの流れをまとめた記事にも目を通しておくと安心です。到着から搭乗までの流れを順を追って説明しています。
ベビーカーにチャイルドシート、おむつ替えバッグ。荷物が多いときほど、余計なストレスなく空港に着けることがありがたく感じられます。当社の比較ツールなら、ターミナルまでの送迎と帰国後の車の受け取りが付いた有人管理の駐車場を予約できます。
赤ちゃんとの飛行機旅行での荷物とベビーカー
2歳未満の赤ちゃんには、大人の荷物とは別に無料の赤ちゃん用手荷物が認められています。航空会社ごとのルールは次のとおりです。
| 航空会社 | 乳児の無料手荷物 | 無料で運べるベビー用品 |
|---|---|---|
| Ryanair | 5 kgまでのバッグ1個(45 × 35 × 20 cm) | 2点(ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッド) |
| Wizz Air | バッグ1個(40 × 30 × 20 cm) | ベビーカーまたはベビーベッド |
| easyJet | おむつ替えバッグ1個(45 × 36 × 20 cm) | 2点 |
| Smartwings | 対象外 | ベビーカー、ベビーベッド、チャイルドシート |
| Eurowings | バッグ1個(40 × 30 × 25 cm) | 2点 |
ベビーカーは必ず持って行けます。キャリーコット(横になれる大型のベビーカー)も同様です。チェックインカウンターで預けるか、搭乗ゲートまで使ってからスタッフに渡すと、貨物室に積み込まれます。到着後は機体のすぐそばで返却されるか、ほかの預け荷物と一緒にターンテーブルに出てきます。詳しくはベビーカーを飛行機に預けるときの梱包方法のガイドで解説しています。
Ryanairでは、バックパック型の抱っこキャリアやベビーラップは、ベビーカーの代わりにベビー用品1点としてカウントされます。空港内で身動きが取りやすく、保安検査もスムーズに通れる実用的な選択肢です。
チャイルドシートはベビー用品として無料で運べます。TÜVの航空機用認証を取得していて5点式ハーネスが付いていれば、機内に持ち込んで赤ちゃんを安全に座らせることもできます。認証のルールについては飛行機で使えるチャイルドシートのガイドで詳しく説明しています。
荷造りのコツ:出発前に、おむつ、着替え、おむつ替えシート、移動中に使う薬など、赤ちゃん専用の旅行の持ち物リストを作っておきましょう。行き当たりばったりは禁物です。
赤ちゃんと飛行機で旅行するための準備

- フライトの時間帯選びは、思っている以上に重要です。夜間便は夜にしっかり眠る赤ちゃんには向いていますが、寝不足の親にはつらくなります。お昼寝のあとで機嫌のよい赤ちゃんと乗る午後便のほうが、多くの家庭にとっては落ち着いて過ごせる選択肢です。
- 赤ちゃんには重ね着をさせましょう。機内の温度は変わることがあるので、脱ぎ着できる服装が役立ちます。冷えたときのために薄手のブランケットも入れておきましょう。
- 子どもの医療費をカバーする旅行保険は必須です。乳児も補償の対象かどうか、渡航先で急に受診が必要になったときの手順もあわせて確認してください。
- 空港には、通常すすめられている時間よりさらに30分以上早く到着するようにしましょう。ベビーカーとおむつ替えバッグを持って赤ちゃんを連れていると、移動のひとつひとつに時間がかかります。
機内での赤ちゃん:授乳、おむつ替え、耳の痛み
授乳とミルク
機内での授乳に制限はありません。粉ミルクの場合は、水筒(魔法瓶)を機内に持ち込むことができます。ただし、調乳用のお湯は衛生上の理由から客室乗務員に断られることがほとんどです(機内の水タンクは汚水系統の近くにあるためです)。小さな容器入りの液体ミルクを持参するか、あらかじめ分量を量っておくほうが確実です。
プラハ空港の第2ターミナルでは、保安検査を通過した先での乳児用の液体の扱いが比較的ゆるやかです。ベビーフードだと申告すれば、通常の制限を超えて200 mlまでの液体を機内に持ち込めます。
おむつ替え
おむつ替え台は、空港のトイレのほか、大型機の多くでは機内のトイレにも備え付けられています。格安航空会社の短距離便には機内におむつ替え台がないので、その場合は折りたたみ式のおむつ替えシートを用意し、座席の上かトイレ前の床で替えることになります。
耳の痛み
離陸時と着陸時には機内の気圧が下がり、赤ちゃんも大人と同じように耳に圧迫感を覚えます。おっぱいや哺乳瓶を吸う動きは、中耳の圧力を自然に調整してくれます。だからこそ、離陸のタイミングに合わせて授乳するのがいちばん効果的です。
機内のバシネット
長めのフライト(目安として4〜5時間以上)でフルサービス系の航空会社を利用する場合は、区画のいちばん前の隔壁に取り付けるバシネット(乳児用ベッド)を事前にリクエストできます。数に限りがあるので、航空券を購入したらできるだけ早く申し込みましょう。赤ちゃんが窮屈にならずに横になれることが条件で、体重の上限は11 kg程度が一般的です。
赤ちゃん連れの親が使える空港のサービスと設備

大きめの空港では、小さな子ども連れの家族はチェックインカウンターでの優先手続きと優先搭乗を利用できるのが一般的です。Wizz Airは、2歳未満の子どもがいる家族はチェックインでも搭乗でも優先されると明記しています。この優遇は同行する大人2名まで利用できます。
プラハ空港の第2ターミナルでは、保安検査を通過した先にベビールームがあり、おむつ替え台、電子レンジ、授乳用のゆったりした肘掛け椅子がそろっていて、静かな環境で授乳できます。貸し出し用のベビーカーも保安検査後のエリアにあり、ショッピングカートのように置かれています。使い終わったら搭乗ゲートに置いていけば大丈夫です。
キッズスペースはもちろんヨーロッパのほかの空港にもあります。たとえばウィーンにはF1ゲートのそばに充実したキッズコーナーがあり、アリカンテでは搭乗ゲートのすぐ横にベビールームがあります。初めて利用する空港から出発するときは、ターミナルの案内図に事前に目を通しておきましょう。
ベビーカーと荷物を抱え、腕には赤ちゃん。そんな状態では、余計な移動がひとつ増えるだけでも大変です。有人管理の駐車場からの送迎なら、ターミナルまで直接運んでもらえます。当社の比較ツールで、出発前に送迎付きの駐車場をいちばんお得な料金で見つけてください。
機内で赤ちゃんが泣いてしまったら
機内で赤ちゃんが泣くと、周りの乗客よりも親のほうが気に病んでしまうことがよくあります。客室乗務員もほかの乗客も、こうした場面には慣れています。誰でも一度は子どもだったのですし、飛行機は公共の場所です。
赤ちゃんが泣く原因で多いのは、空腹、おむつ、暑さ、そして刺激のとりすぎです。最後に授乳したのはいつか、おむつを替えたのはいつか、どのくらい眠っていないかを頭の中で確認してみてください。離陸と着陸のタイミングに合わせて定期的に授乳すれば、空腹と耳の不快感を同時に解消できます。
理由がわからないまま泣きやまないときは、立ち上がって通路を歩いてみましょう。揺れる動きは赤ちゃんを落ち着かせます。お気に入りのおもちゃやガラガラをいくつか入れておくと、気を引いて泣きやませるのに役立ちます。
周りへの気づかいは自然なことですが、それ以上に大切なのは自分たちが落ち着いていることです。疲れて余裕をなくした親の緊張は、赤ちゃんにも伝わります。深呼吸をして、パートナーと交代し、客室乗務員に手伝いやアドバイスを求めることをためらわないでください。
赤ちゃんとのフライトのための簡単な持ち物リスト

スーツケースを閉じる前に、機内で欠かせないものをもう一度確認しましょう。
- おむつ替え用:余裕をもった枚数のおむつ(思っているより多めに)、おしりふき、折りたたみ式のおむつ替えシート、赤ちゃんと自分の着替え(赤ちゃんはいつ何をしてくれるかわかりません)。
- 授乳用:母乳の場合は特別なものは不要。粉ミルクなら、小さな容器入りの液体ミルクか、分量を量ってミルクケースに入れた粉ミルクを。赤ちゃんが使うならおしゃぶりも。
- 快適に過ごすために:薄手のブランケット、落ち着かせるためのスリングや抱っこひも、お気に入りのおもちゃかガラガラを2〜3個。赤ちゃんが眠っている間に親が聴くイヤホンとプレイリストやポッドキャストも。
- 機内用:ここまで挙げたものはすべて、預け荷物ではなく手荷物かおむつ替えバッグに入れておきます。搭乗券、赤ちゃんの書類、自分の書類は、いつでもいちばん取り出しやすいポケットに。
- 赤ちゃん連れの旅行の持ち物リストは、旅行のたびに最初から見直しましょう。必要なものは子どもの年齢やフライトの長さによって変わります。
準備さえしておけば、赤ちゃんとのフライトは誰でも乗り切れる
赤ちゃんとの飛行機旅行には準備が必要ですが、結局のところ大きなトラブルにはなりません。大事なのは、適切な航空券、有効な書類、ゲートで預けるベビーカー、すぐ手に取れるおむつ替えバッグ、そして離陸や着陸に合わせた授乳です。あとは難なく乗り切れますし、赤ちゃんにとっては記念すべき初フライトになります。
とはいえ、出発前に早めに片づけておきたいことがひとつあります。駐車場です。この点については空港駐車場の比較や駐車場予約の仕組みのページをご覧ください。プラハ空港の駐車場の使い方もあわせて確認できます。あとは当社の比較ツールに進んで、いちばん条件の合うプランを選ぶだけです。
出発当日に空きスペースを探し回るのに比べれば、時間も気持ちの余裕もお金も大きく節約できます。利用できる駐車場、料金、実際に使った旅行者の評価は、当社の比較ツールで一か所にまとまっています。選んで予約を確定したら、心配事をひとつ減らして空港へ出発しましょう。



